ほめ言葉でモチベーションが下がる!?アンダーマイニング効果とは?

育児ストレスカウンセラーの若狭春奈です。(プロフィールはこちら

https://youtu.be/xmapnZBc2Hw

報酬を与えるとモチベーションが下がる!?

動画での説明した通り、自分が好きで自ら進んで取り組んでいることに報酬を与えてしまうとかえってモチベーションダウンしてしまうというのがアンダーマイニング効果。

例えば、ボランティアでクリーンアップに参加していた人が、そのがんばりを認められて今度からお給料を出します!と言われた場合。

まぁお金がもらえるのは素直に嬉しいでしょう。でも今までボランティアでやっていたから気持ちが良かったのに、お給料をもたってしまうとなんだか後ろめたい。

私もボランティア活動に参加していたことがありますが、あれははっきり言ってお金をもらわないからこそ楽しいんですよ。給料制になってしまうと責任も生じます。ただ楽しいだけの活動ではなくなってしまいます。

ほめ言葉は外発的動機づけ

ほめ言葉も外発的動機づけの一種。子育てには「ほめて育てましょう」ということが盛んに言われています。でも、ほめてやる気を出してもらうやり方をしていると、ほめられることが子どもにとっての動機になりますね。

そうなるとほめられなければがんばらないことになってしまいます。

確かにほめられると大人だって嬉しいし気分がいいです。でもやる気とは別問題です。お片づけをしてほめていると、ほめられなければ片づけないということになっていきますよ。これは片付けの意義が伝わっていないから。あるあるだと思います。

ほめ言葉は見下している相手への言葉

さらに、アドラー心理学ではほめ言葉は上から下の者へかける言葉であり、見下している相手への言葉だとされています。したがって、子育てにおいてほめ言葉は不要。使わない方が良い。

ほめられる。ということは、今まで出来ないと思われていたからほめられたんだ。という捉え方をしてしまい、自己肯定感が下がってしまうこともあるそうです。

初めから片付けだがきちんとできている子に「お片付けして偉いね」なんて言わないです。使ったものは元の場所へ戻す。これは習慣として身につけるべきことです。ほめられてやることじゃないですよね。

ほめるはずがおだてている

さらに気を付けたいのが、ほめてやる気をアップさせようとしていたつもりなのに、気が付いたら子どもをおだてているだけだったというケース。

これもあるあるだと思います。私も身に覚えがありまくりです(笑)子どもたちをほめてやる気にさせて、「いいよいいよ!その調子!」と乗せて「今日もいい保育したわ」なんて自己満足しているけど、肝心の子どもたちの内面は育っていたのかい?ということなんですよ。

先ほどの片付けの例でいえば、元の場所に戻すことで次また同じ遊びがしたいときにすぐにおもちゃを見つけられるということや、他の子が遊びたいときに元の場所にないと困ってしまうことや、部屋が片付くとすっきりして気持ちがいいことや、散らかしっぱなしにしていると、おもちゃを踏みつけて壊してしまったり、足を痛める恐れがあることや、まだまだたくさん伝えるべき「片付けの意義」がありますね。

それらの意義をすっ飛ばしてとりあえず早く片付けさせるためにほめまくる。これは子どもをおだてて自分の都合の良いように動かそうとしているだけ。

ほめるより認める

ほめ言葉は使い方次第なところがあります。ほめてやる気がアップすることも実際はありますからね。でも使い方を間違えるとあまり効果がない。

だったらいっそのことほめることはやめちゃったほうが良いと思いますよ。「今ほめるのって効果あるかな?」「このほめ方良いのかな?」と不安になるくらいならやらない方が良い。

ほめるより認める方がよっぽど良いですよ。そのまま、ありのままの姿を認める。認めるという行為は評価ではないですからね。誰でもできるし、ほめるより簡単です。

「お片付けしてくれたんだね」「今日もたくさんお絵描きしたね」「ご飯全部食べたね」など、子どもの行動を評価せずありのままを受け止めます。これだけでも「ぼくのことを認めてくれてる」という気持ちになれますし、自己肯定感アップにつながります。

なにより使い方に悩まずに言えるからほめるより気軽にできるはずです。

ほめるの難しいな。ご褒美で上手く子どもを誘導できないかな。なんて悩むくらいなら子どもの行動を認めるという方法をおススメしますよ。

癒しの言葉が欲しいとき。言葉のスペシャリストの名言を聞いてみる。シェイクスピア編

育児ストレスカウンセラーの若狭春奈です。

演劇をやっていた私が高校生の時にハマったのがシェイクスピアの作品。

実際に上演されているのは観たことがないけれど図書室で戯曲を借りてよく読んでいました。戯曲って言うのは台本のことです。

シェイクスピアは劇作家なので、書籍は台本の形式で書かれています。役名とセリフ、それに情景や役者の動きを表した”ト書き”で構成されています。

シェイクスピアには名言が数多く存在します。言葉を取り扱うスペシャリストですからね。

癒しにつながる名言もたくさんあるのでご紹介します!!!

(完全に私の趣味です。すみません。)

  • 物事に良いも悪いもない。考え方によって良くも悪くもなる。
  • 成し遂げんとした志をただ一度の敗北によって捨ててはいけない。
  • 喜怒哀楽の激しさは、その感情とともに実力までも滅ぼす。
  • 悪口を言われてわが身を正すことのできる人間は幸せと言うべきだ。
  • 険しい丘を登るためには、最初にゆっくりと歩くことが必要である。
  • 人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。人生の行路もこれと同様で、人は明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ。
  • 今晩一晩は我慢しなさい。そうすれば、この次はこらえるのが楽になる。そして、その次はもっと楽になる。
  • 備えよ。たとえ今ではなくとも、チャンスはいつかやって来る。
  • 楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ。
  • 期待はあらゆる苦悩のもと。
  • 言葉が役に立たないときは、純粋に真摯な沈黙がしばしば人を説得する。
  • 失敗の言い訳をすれば、その失敗がどんどん目立っていくだけです。
  • たとえ小さな斧でも、数百回これを打てば堅い樫の木も切り倒せる。
  • 何もしなかったら、何も起こらない。
  • 過ぎ去った不幸を嘆くのは、すぐにまた新しい不幸を招くもとだ。
  • 習慣も大事だが、なかには守るより破ったほうがいいものもある。
  • どうとでもなれ、どんな大嵐の日でも時間は経つ。
  • 天使にも似た悪魔ほど人を迷わすものはない。

いかがでしたか?

この他にもたくさんの名言があります!!

そして、シェイクスピアの作品中にも名台詞がたくさんあるんです。古典なので難しいかもしれませんが、読んでみるとなかなか深いですよ。私も辞書を引きながら読みました(笑)

動物と触れ合うと癒されるのには理由があった!!

育児ストレスカウンセラーの若狭春奈です。

日々の疲れを癒したい。そう思うことありますよね。

「癒し」で画像検索するとかっわいいネコちゃんやワンちゃんの画像が

わんさか出てきます♡

特に子猫や子犬の画像は多いですね。

本当にかわいい。

それだけ動物には癒し効果があることがわかります。

じつは動物に触れることで癒されるというのは

科学的に証明されているんですよ。

動物が苦手な人もいるでしょうから無理にやれとはいいませんが

ペットを飼うと、その癒し効果が身に染みてわかると思います。

私も以前シマリスを飼っていて、それはそれは癒しの存在でした。

動物に触れると、脳内からオキシトシンというホルモンが分泌されます。

これは別名愛情ホルモンとも呼ばれるもので、心に安らぎを与えてくれます。

このオキシトシンは、親子や恋人とのスキンシップでも分泌されるものです。

なので、もちろん子どもとのふれあいでも癒しを得ているんですよね。

 

寝顔は本当に天使。でも、どうしてこんなに疲れてしまうんだろう。

愛情が深い分、一生懸命になってしまいますからね。

当然と言えば当然です。

あなたが子育てに疲れているんだとしたら、それは精一杯愛情を注いでいる証拠。

そう捉えましょう。

だって、どうでもいい相手に一生懸命になんてなれないですから。

 

ペットだっていつもかわいいわけじゃないです。

私が飼っていたシマリスは基本的に人に懐かない生き物なので

何回も噛みつかれました。

あの強靭な歯で噛みつかれたらひとたまりもありません。

流血事件に何回もなりました(笑)

でも、たまにすり寄ってきたり、じゃれあってきたり。

しぐさもかわいいんですよ。

噛みつかれても許してしまう(笑)

 

ペットをなかなか飼えない方は猫カフェなどの

動物と触れ合える場所に行くという方法もありますね。

ただ、最近ちょっとした話題になりましたが

触れられる動物の方がストレスで短命になってしまうという

矛盾した事実もあるようです。

特に野生動物は人に触れられることを嫌がります。

私の飼っていたリスもそうでした!!

なので、そこはご自身でどう思われるか判断をして決めてくださいね。

 

ちなみに私は、近所にペットショップがありまして

たまにガラス越しにネコちゃんやワンちゃんを見て癒されてます。

インコやウサギやハムスターもかわいい♡

というか、生き物が好きなのでみんなかわいいです。

触れなくても見ているだけで私は癒されます。

 

ドラフト会議に見る親と子のドラマ

育児ストレスカウンセラーの若狭春奈です。

今年もドラフト会議が終了しました。

毎年楽しみなドラフト会議♪

あれ?私だけでしょうかね。

野球が大好きで高校野球も時間さえあればひたすら見ている私は

このドラフトの時期は謎のハラハラとドキドキを味わっています。

もはや完全に親目線ですよね(笑)

 

毎年ドラフトの特番を放送していてそれも楽しみのひとつ。

親子二人三脚で野球に取り組んできた感動のドラマを紹介するので

策略だとわかっていても毎年号泣させられています(笑)

 

中には家庭環境があまりよくなくて

様々な理由から野球を諦めようとしたエピソードが紹介されますが

子どもの夢はいつしか親の夢になっていて

一緒に夢を追いかける姿が紹介されます。

そういうひたむきな姿に感動させられるんですよね。

 

今まで、家庭環境が悪いと子どもに与える影響が良くないということが

当たり前のように言われてきました。

でも、実際はどんな環境にあってもまっすぐに育っていくことは可能です。

むしろ大人の想像をはるかに超えて大きく育つ子もいます。

 

ご相談を受けていても、自分の育て方が悪いせいで子どもの将来が心配・・・

という声が度々聴かれるのですが、

あまり気にしすぎるのもよくないかなぁと思いますよ。

逆境にめげずにがんばる力って大人より子どものほうがずっと強い。

子どもは良くも悪くもブレーキが利きにくいんです。

だから、大人ならついためらってしまうこともまっすぐに突き進めます。

その分危ない場面もあるのできちんと見守ってあげないといけないんですけどね。

 

しっかり育てたつもりでも、子どもにしてみたらそれがとても窮屈で

早く親から離れたいと思ってしまうことだってあります。

どう影響するかなんてその子次第だったりするので

やってみないとわからないんですよね。

子育ての難しさは、

自分の育て方がいいのか悪いのかすぐにはわからないことにあるんです。

もう自分を信じてやってみるしかない。

マニュアルが存在しないのが子育てです。

どんな仕事よりも難しい。

 

プロ野球選手になるような子は

親御さんも一緒になってプロ野球選手を目指していることが多いでしょうけど

中には親の思い描いた道とは全然違う方向に進もうとする子もいるはずです。

私自身が恐らくそのパターン(笑)

子どもは言い聞かせた通りにはならないんです。

一番大事なのは自分で自分の道を見つけられる力を育てていくこと。

そのためには自信をつけさせてあげることが必要です。

 

自信をつけるためには成功体験が必要です。

成し遂げられたという思いが自信につながります。

成功体験をするためには失敗が必要です。

失敗から立ち直った経験が必要です。

失敗や挫折は成功するための財産になります。

本当は親なら子どもに失敗はさせたくないけど・・・

そこはグッとこらえて失敗も経験させてあげてください。

 

イチローだって根っからの天才ではありません。

彼は育成枠から入団しています。

そこから努力して這い上がってきたんです。

 

失敗の経験を大事にすること。

そして、育て方にあまりこだわりすぎないこと。

今より少しだけ力を抜いていければいいのかなって思いますよ。

 

返さなくていいの?返済不要の奨学金があった!

育児ストレスカウンセラーの若狭春奈です。

奨学金の返済に苦戦する新社会人が多いと聞きます。

という私も、短大2年間で200万円を借り、

卒業後に働いて返済をしました。

そりゃ大変でしたよ。低賃金の保育士でしたし一人暮らしだし。

でも、一度やると決めたらなんとかやり抜くタイプなので

結果的にはきちんと返しました。

 

保育士になるために借りた奨学金ですから

保育士の仕事をして返そう!

という目標を立て、6年で返済。

返済後は好きなことをやろう!!と心に決めていたので

様々な仕事を経験しています。

(詳しくはプロフィールを読んでね)

 

私は滞ることなく返済したのですが

中には途中で返済できなくなる人もいるみたいです。

奨学金の説明会でも、返済計画のことは細かくお話がありました。

新社会人になって、やっとこれからというタイミングで借金を背負う。

0からのスタートならまだしもマイナスからスタートする。

これは精神的にも負担ですよね。

 

ところで、奨学金に返済しなくてもいい種類があることをご存知ですか?

それは新聞奨学生というものです。

新聞社が行っている奨学金制度で、

学費の一部または全額を負担してくれるかわりに

新聞配達のアルバイトをしなければならないというもの。

 

学費も負担してくれ、返済しなくてもいい。

しかもバイト代ももらえる!

なんて素敵な制度でしょう!!!

 

ただ、新聞配達は朝が早い!

そして夕刊もあるから午後の授業が受けられないこともある。

体力的には相当大変のようです。

でも、逆に言えば体力に自信のある男の子や

体力をつけたい人は、ありがたい制度ではないかしら?

 

私が言いたいのはね、

お金がないことを理由に諦めてほしくないんですよ。人生を。

自分の実力が伴わなかったのならまだ諦めがつく。

お金が理由だと一生後悔することになります。

環境や自分以外の他者のせいにし始める。

これ、めっちゃかっこ悪いです!!

嫌なんです。私はかっこ悪い生き方をするのは。

かっこよく生きたい!!!

 

奨学金だってちゃんと返したらかっこいいと思う。

でも、返済が負担ならこういう制度もありますよ。

諦める前にいろいろ調べてみましょう!!!

 

お金は後からついてくる!なんとかなるからかっこよく使おう!!

育児ストレスカウンセラーの若狭春奈です。

子育てにかかるお金問題。

これは気になるところですよね。

お金のことが気になって、2人目、3人目を産むことを

ためらうという話も多く聞かれます。

もちろんたくさん産めば偉いとかそういうわけじゃないし

1人だって育てるのはすばらしいことです!!

なんてたってお金っていうのはないと不安になります。

本当によくわかります。私もずっとお金なかったですから。

保育士の低賃金の問題はもはやみなさん周知のとおりだと思いますが

私はこれにプラス奨学金の返済をしていました。

もうお金のことが気になって仕方ないんですよ。

だって貯めても貯めても減っていくんですよ!!!

 

こんなにストレスを感じることありませんでした。

自分と同じ年の友達はもっと余裕で生活しているし

持ち物だっていいものを揃えているし。

実は本当にみじめでした。

なんで国家資格を持った私がこんな思いをして生活してるんだろう。

そんな日々でした。

 

まぁそんな気持ちも私なりの方法で解消したんですけどね。

それは後述します。

 

子育てにおけるお金のやりくりで

一般的な方法が学資保険ですよね。

子ども向けの保険は満期型で実際に払い込んだ料金より

返戻金が多いのが人気の理由です。

ただ積み立てるよりだったら増えたほうがいいですもんね。

保険料は高くなりますが医療保障もつけることもできます。

また、妊娠中から加入できるので契約者であるママが

出産時に万一のことがあっても保障を受けられるタイプもあります。

 

学資保険も保険会社によって様々ですが、

やっぱり返戻率が高い保険が人気のようです。

あとは一般的な郵便局の学資保険とか。

 

私も子どもの頃、親が学資保険をかけてくれていたのですが

ここに密かなドラマがあるんです。

 

私の両親はこの学資保険を大学資金として使おうと計画してました。

まぁこれも一般的にはそうですよね。

ただ、私が中学生の頃事件が起きます。

そう、私の大好きな嵐がデビューしたんです(笑)

嵐のイベントやコンサートは秋田から東京に行かないと参加できません。

高校生の時に、どうしても行きたくて行きたくて親に頼んで

「もう大学資金で行け!そのかわり大学は知らん!」

ということで、親が大学資金として貯めていたお金で

東京や横浜や仙台・・・ちょくちょく行きましたね。

嵐好きでしたから♪

 

もう進学のことなんか考えなくなってました。

そもそも進学校でもなかったし、役者になりたいという夢もあったので

大学のことはあまり気にしてなかったんです。

 

そして、高校を卒業して上京するわけですが、親からの仕送りはその大学資金ですよ。

残っていた大学資金を小分けにして毎月仕送りしてもらうという約束。

だから1年で尽きることがわかってたんです。

私が嵐につぎ込んでしまったので残り少なくなってしまってたんですよね(笑)

笑ってる場合じゃない。

 

結局仕送りとバイトでは生活が厳しくて、就職したので仕送りはストップ。

若干ですがお金が残っていました。

秋田に帰郷して、残ったお金で車を買いました。

で、大学資金は使い終わりました。

 

それからですよ!

私が保育士になりたくて進学を決めたのは!!

もう大学資金は1円もありませんでした。

嵐と仕送りと車に消えていきましたからね。

でも、ここで私は諦めませんでした。

「奨学金で通おう!」と思うんです。

働いて返せばいいか♪なんとかなるだろ。

という感覚です。

 

私はちゃんと奨学金の説明会にも参加して

返済期間から返済額からちゃんと理解して、

進路のこともしっかり考えていたので

やりくりは大変だとは言えども覚悟はありました。

なので、惨めな思いをしつつもちゃんと返しましたよ。

 

親がせっかく貯めた学資保険をほぼ遊びに使い、

結局自分のお金で進学しなければならなくなった私。

自業自得だけど、自分の力で学校に通えたことは誇りです。

親不孝であることは言うまでもないですが

十分有効に使うことができたのでかなり満足しています。

 

お金は後からついてくる。

なきゃないでなんとかなる。

これが本当のところです。

実際なんとかなったもの。お金が理由で諦める必要は何もない。

と、劇団を辞めたあの日の私に言いたい!!

 

私の人生最大の後悔はお金を理由に一番の夢を手放したこと。

あのとき、今のようなマインドを持っていたらきっと諦めなくて済んだ。

だからいつも自分に言い聞かせています。

お金がないことを言い訳にするな!って。

もうとにかくかっこ悪くてイヤですもん。

 

お金の話って言ったら、

賢く貯めましょう、無駄遣いしないようにしましょう。

そんな話をすると思うでしょ?

私が一番大事だと思うのは、ちゃんと子どもにお金について教えること。

そして自分の力で生きて行けるようにすること。

子育てって言うのは自立に向かう過程なんですから。

 

さて、前述していた惨めな気持ちを乗り越えた方法ですが

私は友達と遊ぶ時に進んで幹事をしてました。

自分でお店を決めて日程も決めて料金も決めます。

決めるというか選ぶというか。

とにかく自分のお金のあるときに、

自分の払える額で設定して、遊べる日に誘う。

なので無理なく友達と定期的に付き合えるんです。

 

何事も主体的に関わることが大事ですね。

 

 

「工藤新一、探偵さ!」もいいけど、イケボで絵本読み聞かせをどうぞ♪

育児ストレスカウンセラーの若狭春奈です。

私の大好きなマンガ、名探偵コナンに出てくる工藤新一役の山口勝平さん。

そんなおはなしのプロによる絵本の読み聞かせ動画です。

その名も「ま、いっか」

主人公は会社員の”てきとうさん”(笑)

小さなことは気にしない、明るくてポジティブなてきとうさんの

ま、いっか♪な一日を描いたお話です。

本当に楽しい気持ちになる絵本なのでお子さんだけではなく

ちょっとお疲れ気味のパパ・ママにも聞いてみていただければ。

絵本って呼んであげることはあっても、大人が読み聞かせてもらう機会って

はっきり言ってないですよね。

よくよく見てみると絵本ってすごくおもしろいんです!!

 

ちなみに、お子さんに絵本を選んであげるときは

教育的意義ももちろん大事だけど、

なによりもその子の好きなお話を選んであげてください。

好きなお話や、お気に入りの絵本ってなかなか飽きません。

せっかく買うなら長く大事にしてもらいたいですよね。

キャラクターものやアニメ絵本は流行りがあるので、

時期がきたらあっさり飽きてしまうことも。

 

テッパンとして、”おばけ”のお話はかなり好まれます。

怖いもの見たさもあるみたいで好きな子は多いです。

選び方に困ったときは、やはり昔からある絵本はハズレません。

何度も増版されているものはそれだけ人気のある絵本なので。

一番最後のページを見ると、初版年月日と第何版なのかが書いてありますから

そちらを参考にしてみるのもいいですね。

 

その子の好みを知りたいときは図書館から様々な絵本を借りて読んでみる方法もあります。

何度も「読んで~」と言う絵本はお気に入りの証なので、

買う前にリサーチするというのもひとつの手です。

 

あとは単純にパパ・ママの読みたい絵本を選んでみるのもいいと思いますよ。

なにより読み手が楽しそうじゃないと

絵本の良さって伝わりませんからね。

本屋さんだけじゃなくて保育園や児童館の絵本コーナーにも

いろんな絵本があるのでお気に入りの一冊をぜひ探してみてくださいね!

 

 

 

 

春奈’s STORY⑧ 育児ストレスカウンセラー若狭の誕生~パパ・ママの笑顔のために

カウンセラー若狭春奈ができあがるまでを楽しいストーリーでご覧いただける記事第8話です

表現教育と心のケアについてすっかり魅了された私。

表現という自分の気持ちを表す行為に対して

心のケアというのは受け止めることが重要になります。

能動と受動両方のスキルが求められることは明らかでした。

ここで短大生時代に学んだ臨床心理学が思い出されます。

カウンセリングマインドを活かして表現力を引き出すことができれば・・・

思い立ったら即行動!

カウンセラーの勉強を始めました。

と言っても、おおよそのことは短大でも学習していましたし

保育士時代に保護者の方との面談や、研修などでも学んでいたので

内容的にはほぼ復習と確認という感じではありました。

子どもの表現力を決めているのは実は大人

さて、子どもたちの表現というのはどこから学んでいるかご存知ですか?

表現というのは初めは真似から始まります。

一番身近な家族が学習の対象なんです。

あとはテレビや幼稚園、保育園の先生、お友達。

様々なところから真似をして学んでいきます。

怒り方なんて特にそうです。

周りの大人の怒り方の真似をしているんですよ。

少しドキっとしたかもしれませんが、私も真似をされる立場だったので

子どもたちの表現にハッとさせられることもしばしばありました。

子どもたちの表現力を引き出すためには

子どもたちの周りにいる大人の表現力を引き出してあげること。

これがまずは大事になると考えたのです。

現代社会に生きる私たち大人は様々なストレスを抱えています。

思うように自分を表現できなかったり、

それによってコミュニケーションがうまくいかなかったりします。

自分を表現するための第一歩としてまずは自分の気持ちを吐き出すこと。

そしてそれを否定せずに受け止めてもらえる環境が必要なんです。

これはもうエンターテイメントの世界と

カウンセリングマインドの両方を学んできた私がやるしかない!!!

そう思って、パパ・ママカウンセラーとしての若狭春奈がスタートしました。

実は今までのすべてがここに繋がっています。

人生に無駄なことって一つもないんだなと実感しています。

あなたも今悩んでいることは一つとして無駄にはなりません。

自分の気持ちを表に出すことで徐々にぐちゃぐちゃだったものが

ちゃんと整理されていきます。

そうすると今後の方向性も見えやすくなっていくんです。

パパ・ママが笑顔でいるために

あなたは自分の気持ちを十分に表現できていますか?

うまく言い表せない気持ちがありませんか?

いきなり舞台役者のような表現力を身につけることはできません。

上手に表現することが目的ではないんです。

素直に表現すること。

表現することは誰にでもできます。あなたにも。

ただ、今は様々な負荷によって鈍ってしまっているだけです。

表現することが心のケアにつながります。

その基本がカウンセリングなんです。

また、大人の心の状態は子どもと接するときにも影響することがあります。

パパ・ママが元気でいるために。

パパ・ママが笑顔でいるために。

私のカウンセリングは存在します。

春奈’s STORY⑦ 好きなことを仕事にする難しさ~成功と失敗・・・時々ハッピー

カウンセラー若狭ができあがるまでを楽しいストーリーでご覧いただける記事第7話です。

10年越しの夢を叶えて念願のセブンイレブンで働きながら芸能の仕事にも関わり

とにかく充実の日々。

そんなある日、事件は起きました。

24時間営業のコンビニで割と中核のシフトをこなしていた私は

朝6時から日中を除く深夜勤務まで不規則な生活をしていました。

おかげさまで体が限界を迎えてしまいます。

この、体が限界を迎えるまで無理をする自分、なんとかしたいです(笑)

大好きなセブンを辞めるのは本当に心苦しく切なくつらいものでした。

それと同時に、芸能プロダクションのほうから店舗を出すことになったから

店長を任せたいとのオファーをいただくことに!!!

地元秋田で活動するタレントやアーティストのグッズやチケット販売をするお店。

秋田には初の芸能のアンテナショップです!!

ジャニーズショップみたいなイメージ???

次から次へとめまぐるしい私の人生はここからさらに拍車をかけて変化していきます!

雇われとはいえども店長という責任ある立場。

在庫の管理から売上金の管理までしっかり行わないといけません!!

でも、今までの経験のすべてを活かすことができます。

在庫や売り上げ管理は販売職の経験が役に立ちます。

ストアオペレーションももちろん今までの経験から培われたもの。

秋田県の芸能事情なんかも中学のときから演劇をしていたからこそのつながりもあります。

自分の得意なものをすべて発揮できる仕事と言えるんです。

お店では販売の他、イベント的にライブをしたこともありました。

ですが、これまた思うように経営が上手くいかず、手元の残金が1万円に・・・

このままでは身が持たないというギリギリのところまで粘って遂に出勤できなくなってしまいました。

またしてもギリギリまで無理をする(笑)

好きなことを続けていく難しさを何度も何度も味わいました。

でも、それでも好きなことをやめたくないという思い。

そして何より、一番の目的である”子どもたちの心の育成に関わるエンターテイメント”

これを確立させたい!!

芸能の仕事を退いてから様々なことを考え始めます。

いよいよ目的に向かって動き出す時なんじゃないかって。

表現と教育の関連性

ちょうど福島で”表現指導者養成講座”があることを知ります。

福島といえば東日本大震災の被災地です。

福島県いわき市で心の復興をテーマとした施設があり、

そこに玉川大学の太宰久夫先生を講師に迎えて表現教育について学ぶというもの。

これは受けないわけにはいかない!!!

表現教育っていうのは単なる演劇の練習ではなく

演劇のトレーニング方法を活用してコミュニケーション能力などを育てていく。

最近の学校教育では、コミュニケーション能力を高めるための学習

というものがわざわざ設けられているんです。

具体的には、ゲームやリクリエーションなのですが、そこに表現の要素を取り入れていきます。

それだけ、日々の生活の中でコミュニケーション能力を育てていくのが難しいという現実。

でも、私も子でもの情操教育に演劇が有効なことは間違いないって信じていたし

自分自身の表現についてももう一度見つめなおしたい。

そういう思いで参加しました。

参加してみて、やはり演劇のトレーニングが教育として大切だということを実感!!

でもそれと同時に

「今の教育者で表現教育ができる人はどれくらいいるのだろう?」

と思い始めるんです。

私が小学生から短大までの学校生活の中で

”表現”という分野において素晴らしい教育を受けた!!という経験がないんですよね。

保育士になってからの研修で「秋田の教育は素晴らしい」

なんていう話は聞いたことがありましたが、どこがどのように素晴らしいのかわからず。

秋田は子どもの学力ナンバーワンではありますが、表現に関してはまだまだ。

ここからカウンセラー若狭が一気に加速し始めます!!!!!!

春奈’s STORY⑥ 再び芸能の世界に~10年越しの夢が叶うとき

カウンセラー若狭春奈ができあがるまでを楽しいストーリーでご覧いただける記事第6話です

保育士を辞めて秋田の芸能プロダクションに加入します。

初めはモデル兼タレントみたいな位置づけで入りました。

いきなり演劇をやろう!!って思っても秋田にはまだ文化として

演劇は一般的じゃないんです。

私がアマチュアの方々とやっていた演劇やミュージカルも

観に来るのは身内ばかり。

身内同士で見せ合いっこしていてもしかたないですよね。

エンターテイメントは多くの人に興味をもってもらわないと意味ないんだから!

というわけで、とにかく芸能でできそうな仕事をいろいろやってみようと

タレントとしての活動を始めました。

その際に秋田の羽後町の農協でキャンペーンガールも務めさせていただきました。

羽後町のお米は、イラストレーターの西又葵先生が描いた萌えキャラデザインで

通称”萌え米”としてPRをはじめていたところだったんです。

米袋がとても人気で、県外からも注文が来るくらいなんですよ。

しかもお米もとてもおいしんです!!!

県内外のイベントに参加させてもらい、私もメイド服を着てPR活動しました(笑)

アラサーでメイド服・・・けっこうしんどかったです。

服装はともかく、演劇をやっていたおかげで人前で話すことには抵抗なく

農協の方々もとてもいい方ばかりで楽しく活動することができました!!

10年越しの夢が叶う!!

しかも!!芸能活動を始めるやいなやビックニュースが飛び込んできたんです!!

それは、秋田市にセブンイレブンが進出してくるという話。

しかも1号店が自宅の近くにできることがわかったんです!!

これはもう迷うことなく応募しました!!

だって、一度はセブンのバイトでお金が続かなくて劇団を辞めていたんです。

再び芸能活動を始めるというときにセブンイレブン進出の話。

運命だと思いました!!!

次こそは絶対に成功させてやる!!!と思いました。

当時の時給は日中で670円でした。でも、お金じゃない。

もうセブンで働けることがうれしくて、セブンにいられるだけで幸せな気分。

早朝から深夜まで様々な時間帯に入りました。

保育士の資格がありながらコンビニでバイトをしていることについて

「もったいない」なんて言われることもありましたが

私に言わせれば好きなことをしている自分は本当に幸せだし

むしろ好きなことをやらないほうがよっぽどもったいないと思います。

好きなことをしてお金を稼げるなんてこんな幸せなことはないです。

芸能の仕事の方は、スタッフとして支えるほうに移行していきました。

演劇をしていると、スタッフと役者を兼ねなければならない時があります。

私にとってはどちらも大切な仕事というふうに捉えていたので

これも抵抗なくこなすことができました。