心の不調を整えるためには実は腸内環境を整えることが大事だというのをご存じですか?
「腸は第二の脳」と言われるように、腸と脳が関連しているという話は結構前から聞いてはいたのですが、先日きちんとそのことが立証されたんだそうです。
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大腸炎がうつを引き起こす!?
こちらの研究では大腸炎とうつの関連について調べられています。
潰瘍性大腸炎は炎症性サイトカインIL-6が起源となり、脳神経にダメージを与えてうつの症状を発生させるということがわかったそうです。
また、乳酸菌が大腸炎を防御してくれるので、その結果うつの発症を抑えることになるということもわかったそうです。
腸と脳の関連性、以前から言われてはいましたが、ここまで具体的に解明されてきたとなるとやはり放っておくわけにいかないですね!!
うつは心と言うより脳
そもそもうつの症状を「心の問題」「気持ちの持ちよう」みたいに考えている方は、まずその考えを少し柔軟にしていきましょう。
うつは確かにストレスが引き金となって引き起るかもしれませんが、あくまで引き金なのです。人に危害を加えるのは引き金ではなくて銃弾の方ですね。
その銃弾に当たる部分は脳に由来しているんです。
うつの症状を引き起こす原因は脳内のセロトニンの不足であることがわかっています。
しかもこのセロトニン、実は腸内でも作れらているんですってよ。むしろ脳より腸で作られている割合の方が断然多い。
心と体はつながっている
え?なになに?もはや腸の問題なわけ???
そう思えてきますよね。もちろんうつには様々な問題が重なり合っていることもあります。
過度のストレスだけじゃなくて、プラス睡眠不足とか。
大腸炎だけじゃなくて、プラスαというかんじで。
だから一概には言えないと思いますが、腸内環境を整えることでうつの症状の改善が見込めるのならやらない手はないし、日頃から気を付けることが予防にもなりますよね。
心と体はつながっているという話をよくするのですが、それを立証する良い例かと思います。
体に良いことはやはり心にも良いのですよ。
逆に体に悪いことは心にも悪い!!この視点を忘れてはいけないですね。