「何もしない」が最高の自分へのご褒美!メンタルも整うし、頭も体もすっきりするのに一番難しい方法かもしれない

みなさんは頑張った自分へのご褒美に何かプレゼントしたりしますか?自分へのご褒美と言えばどんなものが思い浮かびますか?

ジュエリーやハイブランドの服飾品や、旅行なんかもいいですね。

あ、私はどれも自分にご褒美として与えたことないですが(笑)

でも最近私は思ったのです。自分への最高のご褒美って「何もしない時間」なのではないかと。

「何もしない」と頭と心がすっきり

「何もしない」って実はとても大事です。私たちはいつも何かしら「する」ことで解決したり物事を進めたりしています。

何もしないというのはすべてを止めてしまうから漠然と”良くないこと”のように感じますよね。

何もしないことによって得られるものは本当に何もないのでしょうか?

何もしないことによって、頭の中が整理されやすくなります。普段私たちの頭の中は非常に多くの思考が飛び交っています。

むしろいろいろ考えすぎてパンク状態になっている人もいるかもしれません。これが頭や心が疲れてしまっている状態。

何もしないことで、たまりにたまった頭の中のごちゃごちゃを整理することができます。

まぁ何もしないからってそのまま問題が解決するわけではないですが、その時間は問題から解放されます。

一旦解き放たれるから、整理しやすくなるというわけです。

「何もしない」と身体もすっきり

また、身体の疲れをとるにも何もしないことは役に立ちます。本当の意味での休息ですからね。

リフレッシュというと、どこかに出かけてレジャーを楽しんだり、スポーツしたり、カラオケしたり、映画見たり・・・ととにかく何かを「する」ことが思い浮かびますけど、それでは本当の意味での休息にならないですよね。

もちろんレジャーを楽しむこともリフレッシュにはなりますから、ダメというわけではありません。私も出掛けることは好きです。

ただ、「何もしない」というリフレッシュ方法も大事ですよということです。

「何もしない」は悪いことではない

ところが、この「何もしない」ということが現代人には意外と難しいのです。「何もしない」ということにはどうしても不安がつきまといます。

本当に「何もしなくていいのかな?」と、何かしないといられない!という思い込みに縛られて、心も体も休まらない。

頭の中も体もいつもいっぱいいっぱい。これではイライラもしやすいですし、気持ちも不安定になりやすいです。

まずは「何もしない」ということが悪いことではないと定義して欲しいのです。

「何もしない」ことでうまくいくことが皆さんにも経験あるはずです。いわゆる時間が解決してくれるというやつです。

誰かと喧嘩したとき。無理をして「何かしなきゃ」と行動することによって火に油を注ぐようにますます仲がこじれてしまったり。

あまり気のない相手から頻繁に連絡が来たり、デートに誘われたりすると、「別に嫌いだったわけじゃないのになんか嫌だな」と感じることもあります。こんなに頻繁に連絡「する」ということをされなければ嫌いになることはなかったのに。

何か「する」ことでしか解決できないという思い込み

私たちは物事は何か「する」ことによってのみ解決される!と強く思い込んでいるのではないかと思います。

実際はそんなことないです。何もしないことによってうまくいくこともあります。

何もしない時間は意図的に作っていく必要があると思います。習慣がない人はまずは習慣を作るところから始めなければなりません。

そういう私は子どもの頃からボーっと何もしないのがめちゃくちゃ得意で(笑)偉そうに言うことじゃないですが、「何もしない」ということにおいては達人ではないかと思っています。

私の場合は何か一点をじっと見つめるだけで「何もしない」状態になれるのですが、普段からその習慣がない方は一点を見つめても頭の中に雑念というか、いろいろなことを考えてしまうと思います。

「何もしない」ためには練習が必要です。個人差はあると思いますが、練習すればそのうちできます。

「何もしない」ことが出来るとネガティブな気持ちを自分で落ち着かせることができるようになる

「何もしない」ができるようになると、何かネガティブなことが起きたとき、自分で気持ちを落ち着かせたり切り替えたりすることができるようになります。

嫌なことが起きてもすぐに腹を立てたりせずに、一度気持ちを落ち着かせることだできます。

怖い情報を見聞きしても一度気持ちを落ち着かせることによって、不安感や恐怖心を落ち着かせることができます。

簡単に言うと心を自分で整えることができるようになっていきます。

これができたらめちゃくちゃ良いと思いませんか?

私がカウンセリングをしていて一番多いお悩みって「どうしたらイライラしなくなりますか?」とか「どうしたら不安が消えますか?」とか「どうしたらモヤモヤしなくなりますか?」みたいなことなんです。要約するとね。

それを解決できる唯一の共通した方法が「何もしないをする」ことが出来るようになることです。

みなさんもぜひ「何もしないをする」ことが出来るように練習してみてくださいね。

 

引き寄せの法則は嘘なのか?引き寄せの法則でうまくいかないなら行動したらいい

引き寄せの法則ということばを聞いたことありますか?自分の思ったことが実際に起こるとか、類は友を呼ぶとか、思考は現実化するとか、似たようなこともよく聞くかと思います。

引き寄せの法則は科学的根拠がある!とおっしゃる人と、引き寄せの法則は嘘!とおっしゃる人がいます。

私は「まったく嘘とは言い切れないけど、引き寄せの法則だけでうまくいかせようっていうのはちょっと甘いんじゃないの?」という考えをしています。

顕在意識と潜在意識

引き寄せの法則に欠かせないのが潜在意識というものの存在。私たちの意識には自分で自覚できる顕在意識と、自覚できない潜在意識の2つがあります。

文献によって割合はまちまちですが、おおむね顕在意識が10%未満、潜在意識が90%以上と言われており、私たちの意識は大多数が潜在意識が占めているということです。

それはつまり、私たちの行動はそのほとんどが潜在意識的にしているということ。潜在意識は無意識とも言われます。

例えば、私たちは「歩こう」と思えばスタスタと歩くことができます。歩き方についていちいち意識していません。

これは潜在意識に歩き方がインプットされていて、歩こうと思えばそのとおりに歩けるというかんじ。

この潜在意識を活用して、自分の望みを潜在意識にインプットしてしまって、いちいち意識しなくても望みをかなえられるようにしちゃおう!というのが引き寄せの法則でよく言われることです。

潜在意識に自分の願いを刷り込んでしまえばあとは自動的に・・・ということです。

繰り返しの行動がカギ

確かに、潜在意識にインプットされたことは考えなくてもできるし、難しくも感じないと思います。ただ、引き寄せの法則には落とし穴があると思うのです。

引き寄せの法則は自分の願いが勝手に引き寄せられてくるようなニュアンスで言われます。潜在意識にインプットされたら自動的にというかんじで。

だけど、先ほどの歩き方のことを思い出してみてください。

私たちは「歩き方」についてどうやって潜在意識にインプットさせたと思いますか?

まぁ初めて歩いた時のことや、歩き方を練習したときのことなんかもはや覚えていないと思いますが、最初はたどたどしかったはずなんです。

歩き始めた子どもの様子を想像するとわかりやすいです。最初はヨチヨチ歩きです。右、左、右、左・・・と少しずつ前進します。時々つまづいて転んだりしながら。

そうやって繰り返し歩き方を覚えていって、今となっては無意識に歩けるようになっています。

潜在意識にインプットさせるには、「歩く」とか「歩き方の練習をする」という行動を繰り返すことが必要だと思うんですよね。

思っただけ、願っただけではうまくいきません。

引き寄せの法則も、繰り返し思うことが大事だと言われたりします。思いの強さより、頻度が大事だとも言われます。

確かに、類は友を呼ぶので、似たような人が引き寄せられて集まることはよくあるし、いつも思っていることが実現しやすかったりすると思います。

だけど、行動なくして現実化することはないと思うのですよ。

カラーバス効果

「赤、赤、赤・・・」と意識して周囲を見ると赤いものが目に留まります。また、今見えている景色の中に「ピンク」を探そうと意識すると、それまで深く気に留めていなかったピンクのものが強く目に留まります。

さっきから目の前に合ったはずなのに、意識した途端にはっきりと認識できるようになります。

このように自分が興味のある情報は目に留まりやすくなります。いつも「心理学」について考えていたら、自然と「心理学」に関する情報に目が行きます。

全く興味のない情報は目に映ってはいるけど心に留まらないということはよくあるかと思います。

いつも思っていることが引き寄せられる。これはカラーバス効果が影響しているという見方もされています。

まぁこの場合、「引き寄せられた」というより「気づいた」と言った方が近いような気もします。

行動したらいいじゃん

引き寄せの法則は全くのインチキかというと、そうとも言い切れない・・・と、私は思います。

だけど、本当に叶えたい願いがあるなら、思うだけなんてケチなこと言わずに自分から行動したらいいんじゃないでしょうかね?

成功を引き寄せたい!なら成功を引き寄せられるような人になったらいいと思います。

なりたい自分を演じれば憧れの人になれる!憧れの要素は自分の中にあらかじめ備わっていた

下世話なシンデレラガールだった頃

突然ですが、私は20代前半の頃本気で「シンデレラになりたい」と思っていました。シンデレラに憧れる人は多いと思いますが、割と本気で「シンデレラみたいにつらい経験しても、最後は玉の輿に乗って大逆転したい!」と考えていました。

本当、下世話な女ですね(笑)

でもまずシンデレラのような大逆転劇を起こすためには”厳しい下積み時代”が必要です。

だから私は意図的に「大変そうだな」「しんどそうだな」と思えるような道を選ぶようにしました。

会社を辞めて短大受験したり、時給安いバイトしたり、全然お金儲けにならないボランティア活動したり。まぁやってみたらそんなにつらくはなかったのですが。

周囲から「なんでそんな大変そうなことするの?」「別にそんなことやらなくても良くない?」と言われそうなことをあえてやりましたね。

ネガティブ体験からポジティブ思考が生まれる

そうしているうちに結構しんどいことが起きても「これはシンデレラ的大逆転を起こすために必要な苦労だわ」と思うようになり、前向きに乗り越えようとする習慣が身に着いたんです。

「これ乗り切ったら、解決したら、私めっちゃヒロイン感増すわ」と思いながら過ごしていました。

結果、どうなったのかというと、まず何事も楽しむ力が身に着いたことが大きいです。ポジティブ思考はネガティブ体験から生まれたと思います。

また、自分で何事も乗り越えようとする習慣が身に着いたので、玉の輿に乗らなくてもいいやと思えるようになりました。玉の輿に乗るより自分で稼いだ方が楽しいわという思考です。

総じてハッピーになりましたね。まだ人生が終わってないのでハッピーエンドかどうかわかりませんが、現時点ではハッピーライフを送れています。

憧れは現実になる

憧れは憧れのままにしないで、目標にしたら現実になります。なんなら今の私はシンデレラより幸せなんじゃないかと思います。

だって、どんなにイケメンな王子様だって年取って面倒くさいおじさんになるかもしれないし、この人嫌だなーと思っても簡単に離婚できないだろうし、仮に離婚して一人になったらお城を出て生活できるかわかんないし・・・(笑)

それより今の私は自分一人で道を切り開く力があるし、自分で自分を幸せにできるので不安感も少ないです。

「こんなふうになりたい」「こんな人になりたい」と思ったら、憧れの人を目標にしてなりたい自分を演じたらいいです。なれます。

憧れの人の憧れ要素はすでにあなたの中にある

憧れの人の「憧れポイント」はすでに自分の中に備わっているものが多いからです。

例えば、あなたは憧れの人のどんなところに憧れていますか?

私はシンデレラの憧れポイントととして

  • つらいことも文句言わずにけなげに頑張るところ
  • 信じていれば夢が叶うと疑わない素直なところ
  • ねずみとか小動物に優しいところ

などをイメージします。

この憧れポイントは、自分の中にあらかじめ備わっている場合が多いです。自分の中に「けなげに頑張ることが素敵だ」と思う気持ちがなければそこに対して憧れの気持ちは生じませんから。

レベルの差があるだけです。シンデレラは私よりそれぞれのポイントのレベルが高いんです。

だからそのレベルを高めるために、シンデレラレベルをイメージして演じることで、なりたい自分に近づいていけるんです。理屈は簡単。

役者魂があれば一人でもなりたい自分になれる

理屈は簡単ですが、実行するのはなかなか難しいと感じるかもしれませんね。

私が深く考えずに「やってみよう」と思って取り組めたのは私の中に宿る役者魂のおかげだと思います。

10代から演劇をやってきて、演じることに抵抗感がないからすぐにできたと思います。

なので、役者魂が宿っている方は一人でもできると思います!ぜひぜひやってみてください!

ただ、多くの人が「役者魂ってなんだよそれ」って感じだと思います。そういう方には無理なくなりたい自分を演じることができるように私がサポートしますのでご安心ください。

詳細はサービス内容のページをご覧ください。まずは無料相談をご利用いただけますので、お問合せくださいね!お待ちしています!

 

老化防止するために必要なことは新しいことへのチャンレンジをすること!

老化を防止したい!という思いは人類共通の希望ともいえるのではないかと思います。

今までできていたことができなくなる。そう思うとなんとか老化を防止したい!少しでも長く若々しさを保ちたい!という気持ちになるものです。

頭を使うことが面倒くさい

そういう私はまだ30代。されど30代です。

体力は衰えてきて疲れやすくなってきたし、細かい字も読めなくなってきたし(実際子どもの頃から遠視なのですが)、集中力も長続きしなくなってきたと感じます。

簡単な計算も電卓を使ってしまうし、わからない字も携帯でちゃちゃっと検索してしまうし、頭を使うことをできるだけ避けようとしてしまう(笑)

確実に脳が衰えてるんじゃないかと思います。実際脳の老化は20歳代前後から始まるとも言いますよね。

でも本音を言えば年齢のせいで出来ないなんて言いたくないし、まだまだ出来るんだぜ!って言いたいんですよ。

なのにいざ上手く出来ないことがあると、「もう若くないから」なんて言って言い訳してしまう。ダメですね。まだ30代なのに。

でも人生100年時代と言われても、30代の私にはこの先の人生がどのくらいの長さなのかなんて想像もつかないんです。だってあと70年もあるんですよ!?

知るわけないですよね(笑)

今このときに集中する難しさ

この感覚は部活に打ち込む高校生に似ている気がします。

10代の高校生が部活動に人生を捧げているのを見ると、「部活が全てじゃないのに」「人生もっと長いのに」なんて私たち大人は勝手に思ってしまいます。

でも彼らにとっては「今このとき」が全てなんですよね。

「今このとき」にものすごく集中しているから。

それはとても素敵なことだと思うんです。うらやましいと感じます。そんなに「今」に集中できることなんてないですから。年々集中できなくなっていきますから。

脳の老化を防止するのは新しいチャンレンジ

脳の老化を防止する方法というのが、いろいろ研究されているみたいですが、「新しいことへのチャレンジ」も結構有効なようです。

年齢を重ねると、今までの経験に頼って生活することが増えますから、新しいことにチャレンジしたり、新しい思考を取り入れたり、新しい習慣を身につけたりすることにどうしても抵抗感が生まれます。

そこを乗り越えて、チャンレンジすることで今の自分を一歩越えていくことにつながるんです。

私が高校生の頃、演劇を教わっていた先生が60代のときに「人の体の仕組みを知りたいからバレエを始めた」という話を聞いたことがありました。

その先生、もう見た目がおじいちゃんだったんですけど、60代になって新しいことを始める。しかもそれがバレエっていうところにとても驚きました( ゚Д゚)

見た目おじいちゃんだけど、腰も曲がっていないしサクサク歩くし、ベラベラしゃべるし、すごく元気でした。

そうか、いくつになっても新しいことにチャレンジする気持ちがあるからこんなに元気なんだ。(見た目はおじいちゃんだけど)と、思いました。

確かに、高校生のように「今このとき」に刹那的に打ち込むことは難しいかもしれないけど、今までの自分から脱していかないと、私たちは老化の一途を辿るんだと思います。

何もしなければ衰える

私は長く保育士をしていたのですが、子どもってどんどん成長して出来ることが日に日に増えていきますよね。

場合によっては一進一退だったりもするけれど、着実に成長していきます。それを見るたびに「子どもってすごいなぁ」と思ったものです。

それに比べて我々大人はどうですか!?(笑)

何か行動するたびに「疲れた」を連呼し、「めんどくさい」が口癖になり、挙句の果てに「もう若くないから無理」なんて言い訳する。

本当、どの口下げて子どもたちに教育を行ってきたのか。あの頃の自分に喝を入れたい(;’∀’)

確かに私たちの身体のつくり的に、どうしても出来なくなってしまうことはあると思います。どうにもならないこともあるでしょう。

でも、自分の力でどうにかできることは、できるだけ取り組むことが大事ではないでしょうか?

新しいことへチャンレンジする。今までの経験にばかり頼らず、新しい習慣を身につける。これができるようになると、できるだけ若々しく元気に過ごすことができるのだと思います!

新しいことにチャレンジしたい!新しい習慣を身につけたい!という方は、ぜひ一度「じぶん芝居プロデュース」の無料相談をご利用ください。

人の顔色をうかがってばかりいた私が、相手がどう思うかより自分がどう思うかが大事だと気付いた出来事

完璧な人なんていない

他人から自分ってどう見られているんだろう?

気になりますよね。誰だって嫌われたくはないし、評価されたいし、認められたいです。

私もできるだけ「他者評価より自己評価!」「他人に振り回されない!」「自分が一番やりたいことを!」と思っているますが、それでも時々その気持ちが揺らぐ時があります。

頭ではわかってるんですよ。他人にどう思われるかより自分がどう思うかが大事だって。その方が幸せに生きられるということも実感しています。それでもふとしたことで自分軸が揺らぐときがある。

人は全知全能じゃないですからね。完璧じゃないからそういうこともあります。

人の顔色をうかがってきた幼少期

私も子どもの頃から「周りの人に迷惑をかけないように!」「相手の気持ちを考えなさい」などの指導を受けました。

だから自然と他人を意識した行動をとるようになって、それが良いことだと信じていたんです。だって、他人に気を遣った行動をすると褒められるから。

ずっとそう信じていました。

私の考えを変えたドラマのセリフ

そこに疑念を抱いた出来事が中学生のときにありました。そんなに大きな出来事でもないですが、ある日見たドラマの中のセリフで「大切なのは相手にどう思われるかより、自分がどう思うかじゃないか!?」と言っているシーンがあったんです。

どういういきさつでそのセリフが生まれたのかというと、ある女の子が親の離婚で離ればなれになってしまった父親に会いに行くのですが、その父親には新しい家族がいて、「私なんか会いに行ったら迷惑だ」と落ち込んで会うのを取りやめようとするんです。

その子に向けて発せられたセリフが「大切なのは相手にどう思われるかより、自分がどう思うかじゃないか!?」なのです。

それまで私は、相手に気遣いをして、相手が嫌がることは絶対にしてはいけないし、迷惑がかかると思うことはやってはいけないし、相手の顔色を窺って行動しなければだめだとずっとずっと思っていたのです。

そこにこのセリフですよ。

自分の人生を自分で決めるから前に進める

最初はちょっと「え?そんなことしていいの?」と疑いの目で見ていたんですが、そのドラマでは思い切って父親に会いに行ってお互いの思いを素直に伝え合い、それぞれの道を前向きに歩き出すというストーリーになっていました。

ちゃんと自分の思いを伝えたからこそ、前に進むことができたんですよね。もしもあのとき父親の環境に遠慮して会うのを取りやめていたら、心はいつまでも別れた父親にとらわれて、前に進むことができなかったと思われます。

相手に迷惑を掛けちゃいけない。これは間違っていません。その通りだと思います。でも、”迷惑”って生きていれば必ずだれにでもかけるものだし、自分も誰かに迷惑を掛けられながら生きている。お互い様なんです。

このドラマのワンシーンというかワンフレーズを聞いて、私の考え方も徐々に変わりました。なるほどな、他人にどう思われるかより、自分がどう思うかが大事なんだな。自分の人生なんだから。

それから徐々に、迷ったときや思い悩んだとき「自分はどうしたいのか?」を自問自答して決められるようになっていきました。

なっていきましたと言っても、完璧ではありません。

今でも揺らぐときはあります。「こんなことしたらみんなにどう思われるかな~?」と思うときがあります。でもそれでいいと思います。

自分の人生だから主体的に生きる

私は中学で演劇を初めてから、演劇やドラマのそういうセリフの一つ一つに感化されることが多くありました。人ってストーリーに心が動かされるんだなーと思います。

人生は舞台とか、人生は筋書きのないドラマとか、よく言います。

自分の人生のストーリーを創造するのは自分自身だし、主役も自分です。どうせ演じるなら、「他人がどう思うか」という他人ベースなドラマより、自分主体のドラマが良くないですか?

交通事故で斜視になり、嫌がらせされると思いきやコミュ力で乗り越えた話

「どうして目ずれてるの?」

私が6歳の頃よくまわりの子たちから言われた言葉です。

https://youtu.be/dh9QTBCyj7I

私は6歳(幼稚園年長)の頃交通事故に遭い、片目が斜視になりました。事故の衝撃で眼球がずれてしまったんだそうです。

事故当時、私は意識不明だったので事故の状況などはあとから親に聞きました。というか、当初は足の骨折と脳挫傷の方が大変な状況だったので、目の方は私も全然気にしていませんでした。

幸い障害が残らず、骨折も良くなり、退院できるようになったものの、まだ完治したとは言えなかったみたいで、片足を引きずって歩いていたそうです。私的には普通に歩いているつもりでしたが。

ただ、斜視は手術をするしか治す方法がないとのことで、その治療は後回しになっていました。確か親からは「小学生になったら手術する」と聞かされていたような気がします。

大好きなお友達との別れ・・・ゼロからの人間関係構築

退院後少ししてから大好きな幼稚園にも行けるようになりました。ところが、そのあとすぐに引っ越すことが決まっていて、新しい幼稚園に転園することになってしまいました。

根が明るかったので「新しいお友達できるかな~♪」くらいにしか思っていなかったのですが、私の両親は私の目のことで他の子からからかわれたり、嫌がらせをされることを心配していたみたいです。

いや、だったら中途半端な時期に引っ越しなんかするなよって話ですが(笑)

私が転園したのが年長の秋。子どもとは言えども集団生活をしていれば、”友達”という概念ができ、信頼関係を築いて仲が深まっている時期です。

そんな時期に環境が変わり、すでに出来上がっている人間関係のなかにたった一人で入っていき、ゼロから関係を作らなければいけない。これはかなりハードルが高く、負担も大きい。

それに加えて斜視というハンデ(?)があったわけです。

自己開示することで友達ができた

たぶんあの時期をそれなりに乗り越えたのは私があの時できる限りのコミュ力を発揮したからだろうと思うのです。

「目のことで何か言われるかもしれない。からかわれるかもしれない。嫌な思いをするかもしれない」

そのことは6歳ながら私もイメージできていました。全然知らない人の中に入っていくんだ。そこでこの壁をどう超えていくか。

これはもう包み隠さずどうしてこうなったのかを、私が知る限り話すしかないだろう。

そう思ったのです。ナイス6歳の私!(笑)

新しい幼稚園でも、その後進学した小学校でも初対面ではかなりの確率で「目どうしてずれてるの?」と聞かれました。

これは嫌がらせとかそういうのではなく、単純な疑問だと思います。だって事実ずれてるし。私が逆の立場だったら、同じようにどうして?って疑問に思うだろうなと思いましたし。

だから私は聞かれるたびに「交通事故でね、車がバーンってぶつかってね、ドーンってなって目がずれちゃったんだって」みたいなことを説明していました。

そういう話をすると「えー!?」って食いつきますよね(笑)「なんでなんで?」「痛かった?」みたいになるわけ。私は意識不明でそのときのことがわからなかったので、「気絶しちゃったからわかんない。痛くはなかったよ。今も痛くはないよ」と話していました。

さらっと全部話していました。心理学でいう自己開示ですね。

自分のことを積極的に話すことで、相手と仲良くなるテクニック。まぁこの時の私は当然テクニックのつもりで話してませんけど(笑)

欠点さらして結果オーライ

ただ、堂々と話すことで初対面の人とあっという間に仲良くなれたし、理由がわかれば誰も目のことで嫌がらせなんかしません。両親は心配していたみたいですが、私は斜視のことが壁になることはありませんでした。

いや、むしろ話のきっかけになって友達作りに役立ったのかも。

あのとき、私が「みんな私のことを変な目で見てる」「嫌なこと言ってくる」「からかってる」と思って心を閉ざしていたら、そのとおりになってしまっていたかもしれない。

根が明るいというか、単純バカだったので「話せばわかってもらえる」「みんなお友達」と思って接していたので、それが良かったんじゃないかと思います。

ちなみに斜視は遠視用の眼鏡をかけて治りました。当時は手術以外に治療法がないと言われていたみたいなのですが、結局手術なしで治ってまぁ結果オーライです。遠視だけ残ってますが日常生活に支障はありません。(今はもはや老眼のようなかんじですが)

コミュニケーションが自分を救うことになる

やっぱりコミュニケーションって大事だと思うのです。ただ、私も自分から積極的に初対面の人に話かけたりはあまりできません。緊張しますもん。

でも、自己開示をして自分のことをわかってもらえるように努力することは自分を救うことにつながると思います。何もしないよりはずっといい。

自分のことを知って、自分の良いところをしっかりPRすることができれば人間関係作りに役立つと思います。いや、それ以前に自分の欠点や弱点のような残念ポイントだってさらけ出したら仲良くなれるかもしれません。

少なくとも私はそうでした。

欠点なんかあってもいいの!自信もなくていいのです。大事なのは心を閉ざさないこと!自分が閉じたら周りも閉じてしまうのですから。

 

ママ向け記事の監修をしました

この度、血流でママを応援するサイト「LULUMAMA」の記事の監修を務めさせていただきました!

http://lulumama.jp/lifestyle-stress

運営は虫刺されのお薬で有名なあの「キンカン」さんです。まさかこんな大きな企業様からオファーいただくなんて自分でもびっくり(笑)

しかも保育士の資格持ちで現役ベビーシッターでありながらも、最近育児に関する発信をほとんどしていなかったので、私でいいのかしら?感もありましたが、記事の方はライターさんが良い感じに仕上げてくださいました。

応援するスタンスじゃないとやらない

実はあまりメディア関連のご依頼って受けていなくて、お断りすることも多いんです。

今回なぜ受けたのかというと、「ママを応援する」というスタンスに共感したからなんです。

メンタルという非常に繊細な内容を取り扱うメディアって、捉え方によっては不安をあおるものが多いです。そうやって不安をあおって、サービス利用につなげる必要がある。まぁある意味戦略でもあるわけです。

私もメンタルを取り扱うお仕事をしているから、そうやって不安をあおって「このままにしておくと取り返しつかないよ~」って言った方がビジネス的にはやりやすい。

だけど、そういうやり方が好きじゃないんですわ。

好き嫌いでビジネスしてたら失敗するかもしれないけど、不安をあおるやり方はあまりにもかっこ悪いです。

それよりだったら私は全力応援するスタンスでいたいです。私が応援するから大丈夫ですよ!って言いたいです。その方がかっこいいから!!

というわけで、私が監修した記事は下記URLから見ることができます。良かったらご一読ください。

http://lulumama.jp/lifestyle-stress

GoToトラベルキャンペーンを利用して近場でワーケーション

先日、リフレッシュと仕事に集中できる環境の両方を求めて、ワーケーションをしに行ってきました。

ワーケーションとは、バケーションとワークを合わせた言葉だそうで、観光を行いつつ、会議やリモートワークなどもすること。

私も最近知った言葉ですけどね(笑)

このブログ書いてる2020年8月は、新型コロナウイルスの感染症が流行していて、なかなか遠方に行くことが難しい。

というわけで、めちゃくちゃ近場でもいいからとにかくリフレッシュがしたい!ということで、車で約1時間のご近所のホテルに2泊3日でワーケーションをしに行くことにしました。

ホテルアイリス

今回宿泊したのは由利本荘市のホテルアイリス。

政府登録観光ホテルということで、名前は聞いたことありましたが、秋田にいて秋田のホテルに泊まることってなかなかないですからね。

普段仕事で県外に行くことがあっても、だいたいお手軽なビジネスホテルを予約しますから、観光ホテルに泊まることが結構レア。

駅からは少し離れていますがほぼ街中で、車で行く分には便利な場所だと思いました。

コンビニも徒歩10分以内にあるし、なんなら警察署も近くに合って治安も良き。

というか、近辺は昔ながらの雰囲気のある瓦屋根の建物がたくさんあって、とても風情がありました。立派なお寺もお散歩がてら見てきました。

じゃらんでネット予約

今回はじゃらんでネット予約をしました。もともと会員になっていたので、ポイントもたまるし。

シングルで朝食付きのお部屋。夕食付きのプランもありましたが、私がものすごく小食で、メニューを見たかんじではとても量が多そうな気がしたので朝食のみ。

朝食はもともとバイキングだったみたいですが、感染症予防のためワンプレートで、ご飯かパンを選べるというかんじでした。

ホテルのレストランのご飯…当たり前ですけどすごくおいしかった。

GoToトラベルキャンペーンの対象になっていて、宿泊料金が35%オフになりました。近場だからトラベルっていう意識がなかったので、ちょっとたなぼた的な割引で嬉しかったり(笑)

じゃらんのページから予約をする時点でクーポンとして利用できました。

さらに、由利本荘市のトラベルキャンペーンもやっていて、そこからさらに3,000円引きになりました( ゚Д゚)

というわけで、なんやかんやで1泊分くらいの料金で2泊できちゃった。

癒しの空間ハーブワールド

アロマテラピーの勉強がてら、車で10分のハーブワールドのガーデンを見に行きました。

ハーブ…と言っても花がたくさん咲くわけじゃないので、パッと見は草だらけの庭ってかんじですが、ハーブ好きにはたまらんですね。

ハーブティーがいろいろ飲めるドリンクバーもありました。

宿泊代が3,000円浮いたので、アロマグッズやハーブティーなどなど買い込みました。

岩盤浴でお肌トゥルントゥルン♪

ホテルには温泉はありませんが、女性限定の岩盤浴がありました。

いろんな種類の岩盤石と溶岩石があり、私は(なんかおばあちゃんみたいな悩みですが)腰痛、神経痛、疲労回復、美肌などの効果のある焼山溶岩石を利用しました。

だっらだら汗をかいてスッキリさっぱりでした。岩盤浴でかく汗ってべたべたしなくて、お肌がしっとりするんですよね。

さわやかな汗がかけるのでとてもおススメです。

そしてお肌がトゥルントゥルンになりました。

室内での過ごし方

ホテルの室内では、youtube用の動画を編集したり、LINE@の配信の記事を書いたりしました。

快適なホテルの一室で作業はかどるはかどる♪

普段は自宅やレンタルルームで仕事をしていますが、いつもと違う環境で行うのも良いですね。静かで集中できました。

GoToしてみて

今回ワーケーションしてみてわかりましたが、自宅でリモートワークしているという方には本当におススメです。

私もずっと自宅兼事務所みたいなかんじで仕事してきましたが、家にいるといろんなことが気になっちゃうんですよね。

あ、ここ汚れてる、掃除しなきゃ。とか、家族の声や近所の声聞こえてくるな。とか…

仕事と家事の境目が本当にあやふやになってくるし、集中が途切れてしまうことが多いです。

たまには非日常的な空間で仕事するのもいいなと思いました。

そして、リフレッシュできる!私は岩盤浴やハーブのガーデンに行くなど、とにかく癒しを取り入れるようにしました。これも良かった。

あと、ついでにGoToトラベルキャンペーンを利用できたのも良かったです。結構安くなりますからね。

ただ、今の時期は感染症が心配で…という方も多いと思います。そういう方は無理してお出かけしなくても自宅でゆっくりが安心だと思いますよ。

ホテルも様々な施設も感染症予防は徹底していて、(というか、ホテルなんてずっと前からちゃんとしていると思いますが)私は安心して宿泊できました。

いたるところに消毒も置いていたし、ルームキーもわざわざ消毒してから手渡してくれたし。

どこもかしこもちゃんとやってくれている。私たちお客の意識が大事だと感じました。

私も念のため除菌シートと消毒ジェルを持っていきましたけど、行く先々でちゃんと対策してくれてましたからね。

というわけで、まぁ状況見て判断が必要だとは思いますが、近場の宿泊施設に行くのは地元も潤っていいんじゃないかな。

地元の魅力の再発見にもつながって、私はおススメだと思いました。

敏感さんは一人旅がおススメかもしれない

一人になりたがりな面のある敏感さんは一人旅が気楽でリフレッシュできるような気がしました。

もちろん家族や友人とワイワイ行くのも楽しいかもしれませんが、気遣い・気疲れをしてしまうタイプは一人が一番楽。

マイペースにのんびり過ごしたいし、密を避けるという意味でもおひとりさまで良かったなと思いました。

また、旅行といえばみんなでワイワイ行くものだ!と思っている人が多いと思いますが、一人がいいなって感じている人もいるんだということを頭の片隅にでも入れておいていただけるとうれしいです。

ご冥福をお祈りいたします

先日、私の大好きな俳優さんである三浦春馬くんがお亡くなりになりました。

とても悲しくて残念で、簡単には割り切れない思いがあります。この記事を書くことも少し戸惑いましたが、今書かないと後悔しそうな気がしたので書きます。

やりたいことをやる!きっかけをくれた

三浦春馬くんは私にとってとても大きな存在で、私の人生の岐路において、きっかけをくれた方だからなのです。

私の経歴を紹介した「春奈’s STORY」でもお話していますが、私はもともと役者を目指して、劇団に入っていたことがありました。

挫折したのち保育士として保育園で働くようになり、このままなんとなく保育士を続けていくのかなぁなんて思っていた矢先、三浦春馬くん主演のミュージカルを観ました。

そのときに、「やっぱりエンタメの世界で生きていきたい」「エンタメの持つ力を活かしたい」と強く思い、保育園をちゃちゃっと辞めてエンタメの世界に戻ることを決意しました。

本当はそれ以前からこのままでいいのかなぁという漠然とした気持ちはありました。でもなかなか踏み出せずにいたんです。

だって保育士って安月給だけど国家資格を持った専門職ですからね。

別にこのまま続けても困るわけじゃないし、社会にも貢献できてるし、大きな不満もなかったけど、なんか私のやりたいことと違う気がする。

仕事は好きだけど、楽しいけど、違う。

というなんともフワフワとした気持ちでいた私を、思い切って決断に導いてくれたのが三浦春馬くんだったんですよ。

あふれる才能に感激!

きっかけとなる観劇をする前にも一度三浦春馬くん主演の別のミュージカルを観たことがあったのですが、その時は単純にイケメンで芝居も上手いから観てみたいというミーハーな気持ちから観劇に行きました(笑)

いざ観てみたら、なんとも素晴らしいお芝居で、歌もダンスも上手いし、バク転もするし、すごすぎて言葉を失いましたね。

こんなに多才なんだ。すごいな。と、完全に虜になりました。

映画やドラマも良いけど、私のお気に入りはやっぱり舞台。春馬くんが舞台に出演するという話題を見聞きすることが増え、もう日本中に認められる俳優さんだな・・・と自分のことのようにうれしく感じていました。

だから、この度の訃報は本当にショックで、胸にぽっかり穴が空いたというより私の人生に穴が空いてしまったような気持ちです。

本当に大切なものを失ってしまったような気持ち。

芸能って結局メンタルだよね

春馬くんのミュージカルがきっかけで地元の芸能事務所でお仕事をするようになった私は、ローカルとはいえ、表舞台に立つタレントやアーティストと接する中で、「芸能って結局メンタルだよね」という話をスタッフ間で常々していました。

人から見られる職業である芸能人。華やかで楽しそうにしているけれど、その陰には想像を超える努力や苦悩があります。

どんなにつらいことがあっても、彼らは人前ではいつも明るく振舞います。

芸能の仕事が夢や希望を与えるものだとわかっているからこそ、ネガティブな姿は見せることができないんです。

もちろん親しい人やスタッフにはつらさを打ち明けてくれて良いのだけれど、それが上手くできなくなることもあります。

私自身も劇団で役者として舞台に立っていて感じましたが、自分が自分じゃなくなるような、たまに自分を見失いそうになることがあるんですよね。

もちろん演じることは楽しいし、歌やダンスも楽しい。難しさや上手くできないことへの葛藤はあるけど、それすら楽しい。好きなことを仕事にするってそういうことですからね。

ただ、常に「役者:若狭春奈」という仮面をつけているような感覚に陥ってしまったり、「一個人:若狭春奈」を見失いそうになることが時々あったんです。

繊細で感受性が豊かな人が多い

役者だけではなく、芸能人って自分を商品として売るわけですからね。

自分をブランディングするって、いまやインフルエンサーの方々なんかは普通にやっていることで、とても素敵なことのように聞こえますが、プロダクションや劇団に所属する芸能人はちょっとニュアンスが違います。

商品として扱われることを肯定しなければならない。しかも自分で売り出すわけでもなく、他者間で取引されるんです。

自分で取引する手間を省くためのマネジメント業務を他の人がやってくれているわけだから、ありがたいことなんだけど、どこか虚無感のようなものがあるんですよね。

たぶん、なんとも思わない人もいると思います。でも、芸能という特殊な業界に入る人は、感受性が他の人より豊かだったりします。

強そうに見えるけど、とても繊細で気にしやすい人もいるわけです。

実際、私が入っていた劇団の先輩も大酒飲みの方が多かったり、安定剤を飲んでいる方もいました。

メンタルのマネジメントが必須

とにかく!めちゃくちゃストレスフルな仕事なんです。

だから、芸能の仕事をする人には、仕事やスケジュールのマネジメントと同じように、メンタルのマネジメントも必須だなと思っています。

エンタメと心のケアを主軸にしたい。それが私が心理カウンセラーになろうと思った最大の要因ですからね。

エンタメには心を癒す効果があります。これは皆さんも感じたことがあるんじゃないでしょうか?

好きな音楽を聞いたり、映画を見て思いっきり泣いたり、笑ったり。心が動くことで癒された経験があるのではないかと思います。

だからこそ、その癒しを提供する側の芸能人にこそ癒しが必要だし、心が擦り減らないようにケアが必要です。

芸能って結局メンタルだよね。

ここに行きつくんですよ。それなのに・・・私は、私にとって一番大事な、大きなきっかけをくれた方を救うことができなかった。

もちろん私はしがないカウンセラーです。でも自分がもっとビジネスを大きくして、カウンセリングを身近にして、芸能人に対するカウンセリングの必要性を訴え続けていたら、もしかしたら救えたかもしれない。

今強く思うことは、誰かにつらい胸の内を打ち明けるという行為そのものがとても難しいということと、もうこれ以上エンタメの世界に悲しい事件を起こしたくないということです。

エンタメにずっと救われてきたからこそ、エンタメの世界で生きる人たちを救いたい。

これが私にできる恩返しなのかなと感じています。