コミュニケーションが苦手だと感じる人、人間関係が上手くいかないと感じる人、いろいろなタイプの人がいると思います。いわゆるコミュ障にもタイプがあります。

周囲に合わせてしまう

周囲の顔色をうかがって、相手の反応をうかがって、嫌われないように、嫌われないように・・・

とにかく気遣いしながら、自分の言いたいことを必死に頭の中で精査して選んで選んで選び抜いて話すという人。

一生懸命周囲の人のことを考えているから、きっと好かれていると思います。

だけど、好かれているのに人間関係に疲れてしまうというタイプです。

好かれるためにとった行動によって、自分を苦しめているなんてもったいないですよね。

好かれているなら自信をもってコミュニケーションすればいいのに!って簡単に思えたら苦労しないです。こういう方は嫌われたくない気持ちを手放して、自分に自信を持つことがカギになってきます。

コミュ障なのにめっちゃしゃべる

その逆に、話すことが全然苦にならないのに人間関係が上手くいかない人もいます。

人前でも饒舌に話すし、会話も全然苦手じゃない。なのにコミュニケーションが上手くできない。

こういうタイプの方は相手の話を聞くことが苦手だったりします。

しっかり相手の話を聞いていないから、意思の疎通ができないし、話の的がずれてしまって、話が前に進まない。

話すのが苦手・・・という人から見たら、「あの人いっぱいしゃべってるのになんで?」と感じますが、コミュニケーションは聞き方がものすごく大事です。

話を聞くことが上手くできない人は、いつも自分が相手より優位に立ちたい!とか、自分の言うことに従わせたい!という気持ちがあります。

でも、その結果として「この人苦手だなぁ」「信頼できないなぁ」と思われてしまったら本当に逆効果!!

話せるのにコミュニケーションが上手くできないのももったいないです。

こんな上司いる~!

上記のパターンを見て「こういう上司いるわー」「前の職場の部長こういう人だったなー」とか思い当たることがありませんか?

私もあります!(笑)

コミュニケーションが上手くできない、俗にいうコミュ障なリーダーというのは結構いるんですよね。

リーダーなんだからみんなとコミュニケーションが上手にできるはずというのは幻想なのかもしれません。

むしろ、リーダーになったことによってコミュニケーションが上手くできないことに悩みを感じ始めるという方もいるかもしれません。

リーダー研修会での学び

私が中学生の頃、「リーダー研修会」というものがあって、学級員や生徒会、部活のキャプテンなどが集まって研修するという機会がありました。

私は中一から学級員になり、生徒会と部活の部長と絶えずリーダー職だったので毎年この研修に参加していました。

そこで分科会の司会を任されたことがあって、担当の先生との打ち合わせの際にこんなアドバイスをいただいたんです。

  • メンバーの名前をメモして、発言した人に印をつけ、あまり発言しない人には時々「○○さんはどう?」と声をかける
  • 一つ意見が出たらこれについてどう思うかみんなに問う
  • 一つ意見が出たらこれを解決するために何をしたらいいと思うか問う

初め、司会に指名されたときは憂鬱そのものだったのですが、担当の先生のアドバイス通りにしたら、まぁやりやすいこと!(笑)

司会って、会を仕切らなきゃいけないから、ものすごく大変だと思っていたのですが、全然違うんです。仕切るんじゃなくて回すんです。

みんなが発言しやすいように会を回す。これがリーダーの役目なんだと実感しました。

特に、メンバーの発言回数を記録したのは、先生曰く「自分からは何も言わなくても意見を持っていることはよくあるからそれを上手に引き出してあげて」という意図でした。

たくさん発言する人がいると、自分が意見を持っていたとしてもなかなか発言できない、そのタイミングが掴めないという人がいます。

でも、持っている意見は的確だったり、新しかったりするわけですよ。

自分からガンガン話せる人はまぁ放っておいても喋るからいいんです(笑)

自分から話せない人から意見を引き出すことで、議論が深まっていい話し合いができるんですよね。

で、一つの案について具体的にどうするかさらに意見を問うことで、議論が前進して結論に近づいていけます。

そうなると参加している人の充実感が高まります。

で、気づいたんですよ。リーダーって自分が!自分が!っていう人じゃなくて、メンバーが上手く動けるように環境をコントロールする人なんだなと。

コミュ障はトレーニングできる

人間関係を円滑にするためにコミュニケーションは欠かせないスキル。スキルはトレーニングできるし、磨くこともできます。

自信を持って発言できるように発声を練習したり、嫌われたくない気持ちと向き合ったり、話を聞く練習をしたり。

これはやればやるだけ普通に身につきます。なぜなら私もそれをやったから。

私のお伝えすることや、レッスンすることは私がやってみて「いいな」と、実感のあるものです。

でもやらなければ身につきません。当たり前ですが(笑)

もちろん今のままでいいやーとあきらめるならそれでも結構ですし、自分でなんとかしよう!という方は自分で頑張ってみてください。

ただ、アウトプットにはフィードバックが必要ですし、フィードバックなしでは「これで合ってる?」「間違ってないかな?」と不安になってしまいます。

ぜひぜひアウトプットとフィードバックはセットで用意してください。