託児のできるカウンセラー若狭春奈です。(プロフィールはこちら)
この時期になると、新学期に学校に行きたくない!という子に向けた「行きたくないなら行かなくても良いよ」」「逃げてもいいんだよ」なんていう文言をたくさん見かけます。
確かに、行きたくないなら行かなくても勉強っていつでも好きなときにできるからね。私も一度社会に出てから短大受験をして保育士になったから、人って何歳からでも勉強できるし、勉強したいと思った時が一番吸収できるって思ってます。
でも、学校に行きたいのに行けない!本当は行きたいの!って言う子には「行かなくてもいいよ」じゃなくて行けるように支援する。どうやったら行けるのかを真剣にサポートする必要があるんじゃないのかって思います。
私は高校生の頃、一歳年上の先輩からいじめというか嫌がらせを受けていたの。今日はその話をしようと思います。
あ、そんなに深刻に捉えなくても大丈夫です。ひどいいじめシーンとかもないし、感動シーンもないです(笑)ただひたすら醜い女の争いが繰り広げられます。苦手な方はスルーしてね。
逆恨みからの嫌がらせ
私が嫌がらせを受けていたのは高校1年から3年まで。そう考えると結構長いですね。相手は一歳上の学年の女の人。ここではA子さんとしましょうか。
A子さんとは全然面識がなかったの。ただ、最寄り駅が一緒でした。だから向こうは私のこと前から知ってたかも。私は興味ないから全然知らない相手でした(笑)
きっかけはA子さんが好意を寄せる男性(とりあえずBさんにしておこうか)と、私が親しげに話している姿をたまたまA子さんに目撃されたこと。
A子さんは彼氏がいたみたいなんだけど、Bさんのことも好きみたいなんだよね。で、Bさんと私が仲良さげにしてるのが気に食わなかったみたいなのです。
A子さんは最寄り駅から同学年の女子数人と一緒に電車に乗って登校してて、私は電車の中で友達と待ち合わせて一緒に登校してました。
ある朝、電車に乗っていたらA子さんが一緒にいる先輩たちと「あいつムカつくんだよね」「なんかBに駆け寄ってきてさぁ」みたいな話をわざと私に聞こえるように話してきたんですよ。
で、学校の最寄駅から学校までの道のりを私の後ろにぴったりくっついて歩いてきて、ずーっとBさんの話をしているわけです。
それが毎日続いたんですよ!ストーカーかよ!!
逆恨みからくる謎のストーカー行為はA子さんが卒業するまで続きました。本当に嫌だった!だって面と向かって何か言ってくるわけじゃないんですよ。ずっと遠巻きに言ってくるんですよ!
最初は「どうしよう・・・」とオロオロしていたんだけど、一緒にいた友達がみんな強気で明るい子ばっかりだったし、私もそんなに気にするタイプじゃないので「まぁ勝手に言わせとくか」ってことにしたんです。
私、別に何か悪いことしたわけじゃないし、こんなことで屈するのもなんか癪だし。逆にこの状況を面白がるようになりました。
卒業とともに終わったと思いきや・・・
高校3年になるとA子さんも卒業していなくなったので、これでやっと謎のストーカーも終わったわって思っていたある日のこと。
今度は私のメールアドレスを調べ上げ、嫌がらせのメールを送ってきたんです!
しつこい!そんなに恨まれる筋合いないんですけど!
しかも、このときA子さんはBさんの彼女に成りすましてメールを送ってきたんですよ。
でも私、言われっぱなしのやられっぱなしがどうしても嫌だったし悔しかったので、戦闘態勢で臨みました!マジでどっちもどっち(笑)
お気づきかと思いますが、この当時私もBさんに気があったんですよ。Bさんとは良き相談相手みたいな間柄で、そんなBさんのことで嫌がらせを受けるのが本当に嫌だったのね。
A子さんはBさんの彼女を名乗って「Bさんの携帯にあなたのアドレスが入っていたんですがBさんと付き合ってるんですか?」みたいなメールを送ってきました。
だから「あなたがBさんの彼女なら本人に直接聞けばいいんじゃないですか?」と返しました。戦闘態勢と言いながら割と正論。
A子さんは「今本人に確認しました。付き合ってないそうなので安心しました。もう連絡しないでください。本人も関わらないと言ってますから」と、Bさんと話し合ったかのようなメールを送ってきました。
こういうメールが来たらこれが真実だと信じちゃうものなんですかね?A子さんは自分の正体がばれていないと思ってるからどこまでも強気みたいでした。
でも実は、このメールの主がA子さんであることがわかっていたのには最初から裏があって、A子さんは私の連絡先を人づてに調べたんです。その人づてっていうのが巡り巡って私の親しい友達まで回ってきたんですよ。
最初からA子さんの根端が私まで筒抜けだったので「何言ってんだろうこの人」状態でした(笑)
言われっぱなしのやられっぱなしは悔しかった。だからここらでもうガツンと言ってやってこの一連の争い(?)に肩を付けよう!と思い、「そんなにBさんのことを疑って信じてあげられないならBさんと別れてください」とメールしました。
本当にどっちもどっち(笑)
でもこの一言はA子さんに響いたみたいで、それからメールも来なくなったし、嫌がらせされることも一切なくなりました!
やっと・・・やっと終わった・・・!!!そして勝った!
味方がいるから乗り越えられた
以上が私が嫌がらせを受けていた頃の話です。すみません。醜い女の話で。たぶん今学校に行きたくないと悩んでいる人から見たら本当にくだらない嫌がらせだと思います。
きっともっとつらい経験をしていて、もっとつらい思いをしている人もたくさんいると思う。私がこの嫌がらせをやり過ごせたのって、結局私に味方してくれる仲間がいたからだと思うんです。
味方がいるから多少嫌なことがあっても乗り越えられるし、時に強気になれたんだよね。
一緒に通学してる友達だけじゃなく、母親にも話していたし、いろんな人に話していた。みんな面白がっていた気がするけど(笑)
とにかく、味方がいるって心強いのよね。どこにも味方がいないって思えてしまうのは本当につらいと思います。
私は学校に行けないってことはなかったけど、もしこれで学校に行かなくなってたら本当にくだらない。こんなやつのために学校に行かないなんて!いや本当に許せないわ。
この出来事は私にとっては笑い話だけど、人によってはすごく思い悩んでしまうかもしれません。私はこの性格だし、とにかくこんな女に負けたくなかったから屈しなかったけどさ。
だから学校に行きたいのに行けないっていう子には、「行かなくてもいいよ」なんて簡単に言わないで、どうしたら行けるようになるかなって真剣に向き合う方が良いんじゃないかな。
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