育児ストレス悩み相談室の若狭春奈です。(プロフィールはこちら

前回、子どもの安定した心を育てるためには
「愛着形成」がとても重要で
それは母親だけではなくて
子どもと関わる養育者との間で形成されていきますよ。
母親だけの責任ではありませんよという話をしました。

前回の記事はこちら↓

3歳児神話は過去の話です。愛着は母親以外の人との間でも築かれていくよ!

さて、愛着形成と一言で言っても愛着には型があります。
子どもとの接し方によってタイプが異なってくるんです。
今日はその愛着の型についてのお話です。

前回母子相互作用についても書きましたが
子どもが泣いたら抱っこするなど応答的に接することで
安定的な愛着を形成していきます。
では、それ以外の接し方ではどのようになるのでしょう。

愛着の型の測定は
「ストレンジ・シチュエーション法」を使って行われました。
見知らぬ場所に連れてこられた赤ちゃん・子どもが、

  1. ママと一緒
  2. ママと見知らぬ人(ストレンジャー)が一緒
  3. 見知らぬ人と一緒

の状況においてどのような行動をするか観察します。
この実験は子どもによって様々な反応が見られたそうです。

1.安定型

見知らぬ場所でもママが一緒だと安心して遊び、
見知らぬ人が入室してママが退室すると不安を感じるものの、
ママが再び入室すると安心して遊び始めます。

《安定型の親の特徴》
  • 子どもの欲求や変化に敏感 
  • 子どもの行動を過剰に統制しようとすることが少ない
  • 子どもとの相互作用は、親の方も楽しんでいることが多い 
  • 遊びや身体的接触も、子どもに適した快適さで行う

2.回避型

ママが部屋の中にいても注意を向けず、
ママが出て行こうとしても嫌がりません。
ママが退室して戻ってくると、ママを避けたり無視したりします。
ママに対して愛着行動を示しません。

《回避型の親の特徴》 
  • 子どもの働きかけに対して拒否的に振舞うことが多い 
  • 特に子どもが愛着要求を出したときに、拒否する傾向が強い。 
  • 子どもに微笑んだり、身体的に接触したりすることが少ない。 
  • 子どもの行動を強く統制しようとする関わりが多い。

3.葛藤型

ママが退室すると不安や恐怖を示し、
ママが戻ってくると敵意や攻撃性を示します。
愛着行動を示すこともありますが、攻撃性が目立ち、
ママとの信頼関係が十分に築けていないと考えられています。
ママが部屋に戻るとママを求めて泣き出しますが、
抱っこされるとさらに泣いたり怒ったりします。

《葛藤型の親の特徴》
  • 子どもの要求に対する応答性・感受性が低く、子どもの状態と適切に調整することが不得意。
  • 応答に一貫性がない。 
  • 子どもとの間で肯定的なやり取りがある時もあるが、子どもの欲求に合わせたというよりも、親の気分や都合に合わせたものであることが多い。

4.無秩序型

ママに近づいても目を合わせようとしない
など矛盾した行動が目立ちます。
被虐待児や精神疾患のある親に育てられている場合に、
無秩序型となる傾向があると指摘されています。

《無秩序型の親の特徴》
  • 子どもにとって理解不可能な行動を突然取ることがある。
  • 例えば、結果として子どもを直接虐待するような行為であったり、訳の分からない何かに怯えているような行動など。 

以上4つのタイプに分けらます。
こうやって見てみると「うちの子はどのタイプ?」と
気になってしまうかもしれませんが
一番多いのは安定型の子どもと言われています。
私が保育園で見ている限りでも
ほとんどの子どもが安定型に思えました。

入園当初は泣いたり不安がったりするのが当たり前です。
知らないところで知らない人と過ごすんですから。
でもママが戻ってくると安心して
そのうち不安がらずに遊ぶようになります。

そして愛着形成はママとの間だけで築かれるものではありません。
当然ですがパパとの関わりも含まれます。
保育園では保育士との間でも形成されるので
保育士の関わりもとても重要です。

大事なのは接している時間ではなくて質。
小さいうちから保育園に預けても
保育園では保育士がしっかり愛着形成して
家に帰ってから子どもに応答的であれば大丈夫なんです。

もちろん子どもが小さいうちのママとの関わりは
その後の発達にとても大切です。
でも、小さいうちの愛着形成にプラスして
今現在の関わりも加わっていくんです。
もし過去の関わりが足りなかったな…
と感じるようなら今から愛着形成しても大丈夫なんですよ。

大人になった我が子を抱きしめても良い

そんな言葉を聞いたことがあります。
愛着形成の遅れは取り戻すことができるんです。
手遅れなんてことはないです!!

そしてそして、
こういう実験は母親との関係の研究が多いものですから
どうしても子育ては母親のみが重要だという
誤解を与えてしまいがちです。
何回も言いますがママだけじゃなくてパパの関わりも重要!
それは忘れないで!!

 

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