パパ・ママ悩み相談室の若狭です。

子育てが大事!!親のしつけが大事!!ってよく言われますが

実際子どもの性格に親の影響ってどのくらいあるでしょうか?

 

これを研究した論文がありまして

行動遺伝学者の安藤寿康先生によるものなんですが

結論から言うと、子どもの性格に影響するのは遺伝が30~60%。

環境の影響は家族以外のお友達によるものがほとんど。

親からの影響はほとんどない。

というものです。

 

いやいやいやいや!!!

そんなはずないでしょ!!親の影響あるでしょ!!

そう思いますよね?

でもこの論文2000年代に入ってからのものなので

最近の研究ではそうなんですよ。

 

この研究は同じ遺伝情報をもっている一卵性双生児のデータを

大量に調査して遺伝的要因と環境的要因の割合を出したもの。

かなり興味深いでしょ。

 

じゃあ親の影響ないからしつけも適当でいいか・・・

っていうのは違いますからね(笑)

影響ないから何もしなくてもいいのではないです。

ただ、「ちゃんと子育てしなきゃ・・・」

「いい子に育てなきゃ・・・」と

プレッシャーを感じているパパやママには

少し気持ちが楽になる情報ではないかしら?

 

でも子ども性格の形成に親ができることがほとんどないなんて

なんか寂しいですよね。

 

でもね、性格も大事ですがそれよりももっと根っこの

自己肯定感とかそういうのは乳幼児期の愛着形成がとっても重要なんですよ。

まわりにいる大人がしっかり子どもを受け止める。

泣いたらすぐにあやす。とか

子どもを肯定的に受け止めるんです。

そうすることで「自分はかけがえのない存在なんだ」という気持ちが育っていき

根っこの部分が強くなります。

これが自己肯定感。

 

親が一緒にいる時間をたくさん持たないとダメ!とか

そういうものではないんです。

人に預けたって、預けた先の人が愛着形成してくれれば大丈夫だし

一緒にいる時間を大事に過ごせればいいんです。

先日の虐待防止のシンポジウムでも

「子どもを預けることができて健康」とおっしゃってましたし。

 

ちなみに性格においては

「協調性」「外向性」「開放性」「神経質」「誠実性」などの要素(big fiveと言われます)が

ありますが、それぞれ概ね30~40%が遺伝によるものだそうです。

なので環境の与える影響の方が大きいですね。

それも子どもが属するコミュニティの影響ですから

パパとママができることは子どもがお友達といい関係を築けるように

サポートしてあげること。

 

また、自尊心は40%程が遺伝による影響だそうです。

こちらも環境による影響が大きいので、環境が変わると変動するものですね。

 

よく考えてみたら、同じ親に育てられても兄弟姉妹って性格バラバラじゃないですか?

私にも妹がいますが、性格は全然違います!!

もともと持っている遺伝子も似てはいるかもしれないけど同じではないし

付き合う友達も全然違いますからね。

私の母も「同じく育てたつもりなのになんで?」と疑問視していたのですが

育て方の影響がほとんどないならそうなるでしょうね。

 

だから自分はちゃんと子どもを育てられているか・・・って

過度に不安にならなくても大丈夫ですよ。

今はいろんな専門家の方が情報発信をしていて

子どもとは、子育てとは・・・って言われるから

自分の子育てに自信がなくなってしまったり

子育てそのものを難しく考えてしまう人が多いような気がするんです。

なんだか本末転倒のような。切ないかんじがしますね。

 

気にするなと言われても気になってしまう。

不安になってしまう。

そんな方はいつでもご相談くださいね。

 

 

 

 

 

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