パパママ悩み相談室の若狭です。

以前「ウェルテル効果」と「パパゲーノ効果」について書きました。

報道があなたをネガティブにする?ウェルテル効果とパパゲーノ効果とは

ウェルテル効果とは、著名人の自殺のニュースをたくさん報道すると

特に若い人を中心に自殺者が増加するというものです。

これは、ゲーテの小説「若きウェルテルの悩み」に由来するもので

この小説を読んだ若者がたくさん自殺したことから名づけられています。

 

その逆がパパゲーノ効果です。

これは自殺を思いとどまったり、

つらい境遇から立ち直ったエピソードなどの報道により

自殺者を減らすことができるというものです。

 

今回はパパゲーノ効果について詳しく書いていきます。

パパゲーノとは、モーツアルトの作曲したオペラ「魔笛」の登場人物です。

作中でパパゲーノは愛する人を失った悲しみから自殺をしようとします。

それを3人の童子の助けにより乗り越えるというストーリーに由来しています。

ストーリーだけ見ているとこのパパゲーノはとても軽い感じの人なのですが

つらい状況から立ち直るというエピソードは人を明るい気持ちにさせますね。

 

オペラはあまり気軽に見る人は少ないかもしれませんが

映画やドラマでもこういうストーリーは多くあります。

なんだか元気をもらえるような気がしますよね。

 

私たちはこの情報社会の中、メディアに多くの影響を受けながら生活しています。

こういう効果があることが明らかになっているので

報道にもWHOからガイドラインが出ていて

自殺については

遺書を公開しない

自殺を美化しない

自殺の詳細を公開しない

などなど、配慮するようにしているようです。

 

明るいニュースばかりを目にすることは難しいかもしれません。

世の中で起きている暗いニュースも知る必要があるかもしれません。

でも、それによって自分の気持ちを左右されて生きる気力まで奪われてしまうなら

私はニュースなんか見るべきではないと思います。

様々なメディアからある程度距離を取ることが

自分のメンタルを正常に保つ防御策になると思います。

 

例えば、最近言われなくなりましたが私が保育士の頃

というかまだ学生だった頃からですが

さかんにモンスターペアレントについて報道されていた時期がありました。

自分が保育士であることを話すと、必ずと言っていいほど

「モンスターペアレントっているんですか?」と聞かれたものです。

 

保護者が子どもの通う園や学校にたいして理不尽な要求をする

モンスターペアレント。

はっきり言って私が勤めていた保育園にそのような保護者はいませんし

他の園に勤めている先生からも聞いたことがありません。

あれは完全にテレビの影響です。

だいたい、自分の子どもが過ごしやすいように要求すること自体は

全然モンスターだとは思いません。

理不尽だから注目されたのであって

理不尽なことだとすれば、普通の大人なら言う前に思いとどまります。

 

ごく一部のちょっと自分本位な保護者からたまたま言われた言葉が

報道によって独り歩きしたようなものです。

仮にそのような保護者がいたのであれば

きちんと話し合いをして和解すればいいだけのことです。

だいたいのことは話せばわかり合えます。

それができないのは単にコミュニケーション不足なんです。

 

メディアの情報を鵜呑みにするのは極めて危険だとお分かりいただけたでしょうか。

その中にパパゲーノ効果のようにいい影響があることも確かです。

自分にとって必要な情報はなんなのか。

見極める力が必要ということです。

 

 

 

 

 

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